管理栄養士/公認スポーツ栄養士 惠美先生の健康コラムvol.2

食事量は多いでしょうか?少ないでしょうか?✍️

今の食事量(エネルギー摂取量)が、活動量(エネルギー消費量)に対して、多いのか少ないのは、体重の変化と体格(BMI:コラムNO.1参照)で評価できます。💁‍♀️

成人においては、エネルギー摂取量がエネルギー消費量を上回る状態が続けば体重は増加し、 逆に、エネルギー消費量がエネルギー摂取量を上回る状態では体重が減少します。

定期的に体重を測定するとよいですね!
体重は、測定する時間帯や服装によっても変化しますので、できるだけ条件を揃えて測定することが大切です。朝一排尿後の体重が、誤差が少ないと言われていますが、測定しやすいタイミングで構いません。

継続して測定し、変化を確認することが大切です!
「最近、体重が増え続けているな…。」「最近、急に体重が減ったな…。」など、体重に変化があった場合には、食事量や活動量を見直してみましょう。

日本人の食事摂取基準2020年版では、観察疫学研究の結果から得られた総死亡率、疾患別の発症率とBMI との関連、死因と BMI との 関連、さらに、日本人の BMI の実態に配慮し、総合的に判断した結果、当面目標とする BMI の範囲を示しています。

「目標とするBMIの範囲(18歳以上)」
18~49歳は、BMI 18.5~24.9kg/m²
50~64歳は、BMI 20.0~24.9kg/m²
65~74歳は、BMI 21.5~24.9kg/m²
75歳以上は、BMI 21.5~24.9kg/m²

コラムNO.1の肥満のガイドラインとは異なることにご注意ください。日本人ではBMIが少し大きめの方が、総死亡率が低いようです。ご自身のBMIはいかがでしたでしょうか?

これから梅雨で蒸し暑い日々が続きます。大覚総本舗のごま豆腐は、のどごしがよく食べやすいです。日々の健康管理にお役立てください。

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